
ラボグロウンのダイヤモンドでボリュウムのある一文字を制作してみました。輝き!素晴らしい!
国内の業界でもLGD(ラボグロウンダイヤモンド)の話題がしばしば聞かれるようになりました。私がLGDの事を知ったのは、2016年。香港のダイヤモンド業界で話題になった時です。その後も海外でのLGDの推移には注目をしていました。
とくにアメリカ市場では、DeBeersがブランドを立ち上げ、消費者にアプローチするクリスマスキャンペーンにも時代の変化を感じていました。しかし、今までは、需給を考えると、リスクが高く、じっと静観すべきと判断して、私の友人にも、その様に話してきました。
しかし、過熱気味であった海外の供給企業の参入・撤退等を経て、漸く、宝飾品市場において新しいセグメントのマーケットが国内にも展開できる時が来たように思います。天然ではなく、人工で生産できる、謂わば工業製品ですから、資産性は有りません。
現時点では、「楽しみ半分、資産性は半分」と言われる現在のジュエリー市場。LGDは、「楽しみ」は有りますが、「資産性」は有りません。しかし、人々に浸透しているダイヤモンドの持つ輝き、耐久性の魔力。天然もLGDも、炭素を元素とするダイヤモンドには変わりは有りません。つまり、その美しさは、所謂アクセサリーとは、一線を画し、「楽しむダイヤモンド」として新しいジュエリーセグメントとして拡大すると予測しています。
国内においても、2026年はそのターニングポイントになるのではないでしょうか。
